こんなお悩みをお持ちではありませんか?
- Webライターはブログを始めるべきか?
- ブログの作り方や始め方は?
- Webライターとブログってどちらがおすすめなの?
Webライターを始めている方の中には、「ブログを始めようか検討している方」や「副業を始めたいけどWebライターとブログで迷っている方」も多いのではありませんか?
本記事では、以下の流れでWebライターにブログがおすすめな理由やブログの始め方、作り方などを詳しく解説します。
本記事の流れ
- Webライターとはどんな仕事?
- Webライターがブログを始めるメリット・デメリット
- Webライターとブログはどちらがおすすめ?
- Webライターのブログの作り方
- ブログの始め方(ワードプレス編)

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目次
Webライターとはどんな仕事?
Webライターとは一言で解説すると、「Web上の文章を書くこと」です。Web上の文章と言っても多岐にわたります。例えば、以下のようなものが挙げられます。
Webライターの主な仕事内容
- 企業サイトの執筆
- ECサイトの商品紹介
- 書籍の代理執筆
- ニュース・コラム記事
- インタビュー記事
このように様々な仕事内容がありますが、一般的には企業サイトの執筆が最も代表的な仕事です。
また企業サイトの執筆では、大抵SEOを意識したライティング求められます。
SEOとは日本語で「検索エンジン最適化」と呼び、簡単に言うとGoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示をさせるための施策です。
企業はただ記事を投稿するのではなく、Web上で集客をするために記事を投稿します。
集約をするためには、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示させる必要があります。
Webライターで稼いでいくためには、Web上の文章を書くだけではなく、SEOのスキルも必要な仕事です。
ブログとは?
ブログとは、「Web log」から派生した言葉です。ブログで発信する人を、一般的に「ブロガー」とも呼びます。ブログの種類は、主に以下2パターンです。
ブログの種類
- ブログ経由で仕事の案件を受注する
- 自社コンテンツへの集客
「ブログ経由で仕事の案件を受注する」とは、ブログ経由で企業や個人から仕事を受注する目的のブログです。
例えばSEO対策をした記事を作成し、検索上位に表示されれば、多くの人や企業が見る可能性もあります。
「上位表示されている=SEOのスキルも高い」と判断され、上位表示されている記事から依頼が来る可能性もあるのです。
「自社コンテンツへの集客」とは、自社製品やサービスを多くの人に認知してもらえるよう作成するブログです。
こちらもSEO対策をした記事を作成し、上位表示されることで、多くの人に認知してもらうことができます。
ブログには、「ブログ経由で仕事の案件を受注する」パターンと「自社コンテンツへの集客」パターンがあることを覚えておきましょう。
Webライターとブログ(ブロガー)の違い
前述したように、Webライターの仕事内容は、「Web上の文章を書くこと」です。対してブログ(ブロガー)は、「Web上の文章を書くこと+ブログの運営」を行うことを指します。
Webライターは、企業や個人から依頼されたKWやレギュレーションに沿って記事を作成します。
つまり自分の好きなように執筆することは出来ず、当然要望に沿っていなければ、修正依頼をされることもあります。
ブログ(ブロガー)は、記事の執筆以外にも、ブログの運営も行います。例えば、KW設計やサイトのデザイン、コンセプトなど、運営に関する全てのことを行います。
記事を執筆することに関しては、Webライターもブログ(ブロガー)も同じです。しかかしブログ(ブロガー)は、KW設計やサイトのデザイン、コンセプトなどさらに上流工程も発生するという点で違いがあります。
Webライターとブログはどちらがおすすめ?
独立を検討している方の中には、よく「Webライターとブログどちらがおすすめ?」と疑問をお持ちの方も多いと思います。結論からお答えすると、Webライターから始めることをおすすめします。ブログよりもWebライターがおすすめな理由は、以下の表を御覧ください。
比較項目 | Webライター | ブログ |
---|---|---|
収益化 | クライアントが見つかればすぐに収益が発生する | 半年~1年以上かかる場合もある(人による) |
始めるのに必要な資金 | 基本無料(クラウドソーシングに登録するだけ) | 1万円~2万円前後 |
記事の書き方 | クライアントの要望に沿って作成(修正依頼もある) | 自分の好きなように作成できる |
仕事内容 | クライアントのサイトの記事作成 | 記事作成~KW設計、サイトデザインなど全体的な運営を行う |
必要なスキル | 相手を不快にさせない SEOライティング PREP法出の文章作成 WordPressの基本操作 |
SEOライティング PREP法出の文章作成 KW設計 サイトのデザイン作成 WordPressの基本操作 PHP・CSSのスキル |
Webライターはクライアントが見つかれば、すぐに収益が発生します。しかしブログの場合、良質なコンテンツを作成し公開しても、Googleの施策上効果が表れるのに一定の期間がかかります。
またWebライターは、クラウドソーシングに登録するだけですぐに初めることが可能です。一方ブログの場合は、年間1万円~2万円程度の費用が発生します。
以上のことから、初心者の方が独立を目指して始めるのであれば、Webライターがおすすめです。
しかし、Webライターとして仕事の幅を広げるのであれば、ブログもやっておくべきと言えます。なぜならば、仕事を一緒に行うクライアントは、サイト運営に慣れています。
既にスキルのあるクライアントと仕事をすることで、記事の書き方やサイト運営のノウハウを盗むことができるからです。
記事の書き方やサイト運営が分からないのに、いきなりブログを始めても挫折する確率が高いといえます。Webライターとしてある程度稼げるようになったら、ブログも始めるというスタンスでいるのが良いでしょう。
Webライターがブログを始めるメリット
Webライターがブログを始めるメリットは、以下の通りです。
Webライターがブログを始めるメリット
- 案件を受注できる窓口を増やせる
- Webライター以外の収入も見込める
- SEOやWebマーケティングの実験ができる
- WordPress(ワードプレス)の操作を覚えられる
- 資産化できる
案件を受注できる窓口を増やせる
Webライターがブログを始めることで、案件を受注できる窓口を増やせます。なぜならブログの記事がGoogleで上位表示されれば、多くの人が見ます。
その結果、SEOのスキルが高いとみなされ、企業や個人からブログ経由でオファーが来る可能性があります。
ただし適当な質の低い記事を書いても、Googleで上位表示されることはありません。SEOライティングやKW設計など、更に上位工程のスキルも必要です。
しかしブログで集客をできるようになれば、Webライターとして長期的に稼ぐことにも繋がります。
Webライター以外の収入も見込める
ブログである程度集客ができれば、Webライター以外の収益を見込めます。ブログの収益化を目指すには、アフィリエイトが一般的です。
アフィリエイトとは日本語で「成果報酬型広告」と呼び、他社の商品を代わりに紹介しその売り上げの一部を報酬として受け取るサービスです。
アフィリエイトで収益化を目指すには、やはりSEOライティングやKW設計などのスキルが必要と言えます。
収益化を達成できれば、月に100万円以上の収益を発生させることも可能です。
SEO対策の実験ができる
ブログは自分の好きなように記事を執筆し投稿できます。言い換えれば、思いついたことやひらめいたことなどを自由に実験することが可能です。
例えばSEO対策で「これやってみたらどうだろう」ということがあります。
クライアントのサイトの場合、要望通りの記事を執筆しなければならず、実験する余裕はありません。
また運営側ではないので、自分が書いたSEOの記事がどのくらい効果があるのか分かりづらい部分があります。
しかしブログなら、自分の好きなように記事を執筆することができるので、自分が思うSEO対策の実験をすることが可能です。
またGoogleアナリティクスやサーチコンソールなどを活用でき、どのくらい効果があるのかを分析できます。
参考記事:WebライターにSEOが必要な理由!SEO対策ライティングの書き方を解説
WordPress(ワードプレス)の操作を覚えられる
一般的にブログは、WordPress(ワードプレス)というCMSを使い運営をします。
CMSとは、Webの専門知識が無くても、コンテンツの作成やサイトの構築などをできるシステムのことです。
クラウドソーシングのWebライターの募集要項に、「WordPress(ワードプレス)を操作できる人」と書かれるくらい、多くの企業で導入されています。
当然WebライターでWordPress(ワードプレス)が使えれば、採用率をグッと上げることが可能です。
WordPress(ワードプレス)を使ったブログを運営していれば、Webライターの案件に応募する際にも役立ちます。
資産化できる
ブログは言い換えれば、自社製品です。収益化に成功すれば、自分の収益としてお金を受け取れます。つまり資産となるのです。
Webライターの場合、どんなに良い記事を執筆しても、自分の資産になることはありません。
単発的に報酬を貰えますが、継続してもらうことは出来ませんよね。
ブログで収益化をさせることができれば、例えWebライターの仕事がなくなったとしても、ブロガーとして活動できます。
Webライターのリスクヘッジとして、ブログを活用する方法もあります。
Webライターがブログを始めるデメリット
Webライターがブログを始めるデメリットは、以下の通りです。
Webライターがブログを始めるデメリット
- 質の低い記事は読まれない
- 即効性がなく継続するには忍耐力が必要
- コストがかかる
質の低い記事は読まれない
ブログはただ執筆すればよいわけではありません。質の低い記事はそもそもGoogleで上位表示されず、多くの人に読まれることはないでしょう。
記事を読まれなければ、Webライターとしての案件獲得やアフィリエイトでの収益化などは見込めません。
案件の獲得や収益化を成功させるには、SEOライティングやKW設計などのスキルが必要です。
即効性がなく継続するには忍耐力が必要
ブログはどんなに良質な記事でも、効果が出るのに一定期間かかります。つまり地道な作業を繰り返し行い、毎日継続して作業を続けるという忍耐力が必要です。
ブログで挫折する人の特徴として、即効性を求めるがあまり、1~2ヶ月くらいで辞めてしまう人もいます。
ブログは最低でも半年続けるという気持ちを持ち、長期的に取り組むと良いでしょう。
コストがかかる
ブログを運営するとなると、コストがかかります。例えばWordPress(ワードプレス)の場合、サーバーにもよりますが、年間で1万円~2万円程度かかります。
初心者の方には高額かもしれませんが、Webライターとしてある程度稼げており、SEOのスキルやKW設計などのスキルがあればすぐに回収することが可能です。
更にブログ経由での案件獲得やアフィリエイトで収益が発生すれば、ブログの費用対効果は抜群と言えます。Webライターで稼げる人なら、ブログはやらない手はありません。
Webライターのブログの作り方
ブログを作るうえで、最も大切なことを以下3つ紹介します。
ブログの作り方
- 得意なジャンルを選ぶ
- 「雑記ブログ」と「特化ブログ」はどちらでも良い
- プロフィール作りも大切
得意なジャンルを選ぶ
ブログを作る際は、自分の得意な(好きな)ジャンルを選びましょう。例えば、WebライターならWebライター系、FXならFX系のジャンルです。
得意なジャンルの記事で上位表示されることで、そのジャンルのサービスを提供している企業や個人から案件の依頼を受けやすくなります。
また継続して続けやすいという点でも、得意なジャンルで執筆することがおすすめです。
特化型ブログのほうが良い
ブログは「雑記型」と「特化型」の2種類があります。
ブログの型
- 雑記型:ジャンルを決めないブログ
- 特化型:特定のジャンルに絞ったブログ
本格的にブログ運営を行い収益化を目指すのであれば、「特化型」のブログをおすすめします。
なぜなら雑記型ブログに比べ特化型ブログのほうが、専門性や権威性、収益化しやすいなどのメリットがあるからです。
単純に様々なジャンルの記事が書かれているサイトと一つのジャンルに絞られた専門性のあるサイトでは、どちらのサイトのほうが信頼性が高いでしょうか?当然後者です。
長期的にブログ運営を目指しているのであれば、特化型のブログで運用しましょう。
プロフィール作りも大切
ブログ経由でWebライターの案件依頼を目指しているなら、プロフィールの詳細ページも作りましょう。
プロフィールを作る際には、以下の内容を記載すれば大丈夫です。
プロフィール内容
- 自己紹介
- 実績
- できること
- 料金体系
ブログ経由で定期的に案件を受注できれば、Webライターとして長期的に稼ぐことも可能です。
実際に僕が作成し使っているプロフィールはこちらにあるので、ぜひご参考として下さい。
参考記事:プロフィール
ブログの始め方『WordPress(ワードプレス)』
ここでは実際に、WordPress(ワードプレス)でブログを解説する方法について解説します。
なお、WordPress(ワードプレス)のクイックスタートを選択することで、約10分程度でブログを開設することが可能です。
まずは、「エックスサーバー お申し込みフォーム」にアクセスしてください。「お申込はこちら」を押します。
「10日間無料お試し 新規お申し込み」を選択します。
手順①:「WordPressクイックスタート」の利用するにチェックを入れる
「WordPressクイックスタート」の利用するにチェックをいれます。チェックを入れると以下のような表示がされるので、問題なければ「確認しました」を押します。
手順②:サーバーのプランを選択する
サーバーIDの変更は特に必要ありません。プランは「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」の3つから選択可能ですが、まずは一番人気の「スタンダード」で問題ありません。
手順③:ドメインを選択する
好きなドメイン名を入力しましょう。人気があるのは、「.com」「.net」「.org」あたりです。ただ競合も多く、ドメインが取得できない可能性もあります。「.com」「.net」「.org」にこだわらず、選んでみてください。
手順④:WordPress情報を入力する
「WordPress情報」では、「ブログ名」「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」を入力します。「ユーザー名」「パスワード」に関しては、ログイン時に必要となるので必ずメモをしておきましょう。入力完了後、「Xserverアカウントの登録へ進む」を押します。
手順⑤:登録する自分の情報を入力する
赤枠内にある個人情報をすべて入力します。入力する際は、間違いがないよう確認しながら進めてください。
手順⑥:お支払い方法の入力をする
赤枠内にあるお支払い方法を入力します。入力完了後、『「利用規約」「個人情報の取扱について」に同意する』にチェックをし、「次へ進む」を押します。
未入力の項目があると押せないので、必ず全ての項目を入力してください。
手順⑦:認証コードの手続きを行う
認証コードの手続きを行います。SMSか電話のどちらかを選択します。選択後、「認証コードを取得する」を押し、取得した認証コードをフォームに入力すれば完了です。
手順⑧:設定完了の通知をメールで受け取る
お申し込みが完了すれば、登録したメールアドレスに「【Xserverアカウント】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」というメールが届きます。
登録が反映されるまでに、約1時間程度かかるので、しばらく時間をおいてからWordPress(ワードプレス)にアクセスしましょう。
まずはお試し!10日間無料!
まとめ:Webライターにとってブログは名刺代わりのようなもの
Webライターとしてある程度稼げるようになれば、ブログは必ずやるべきと言えます。
ブログをやっておくことで、ブログ経由での案件獲得や収益の発生などを見込め、Webライターとして長期的に稼ぐことも可能です。
ただしWebライターで稼げない人が、ブログで稼げるといえば難しいと言えます。
なぜなら、SEOやWK設計などのスキルが足らず、質の低い記事を量産する恐れがあるからです。
Webライターにとってブログは名刺代わりのようなものです。
即効性は有りませんが、長期的に継続することで、Webライターとしての幅を広げてくれる便利な営業マンと言えるでしょう。