こんなお悩みをお持ちではありませんか?
- Webライターの平均収入は?
- Webライターってどんな報酬形態があるの?
- Webライターで稼げる人と稼げない人の違いは?
Webライターを始めようと思っているけど、実際いくら稼げるのか気になりますよね。
そこで本記事では、以下の流れでWebライターの収入事情や稼げる人と稼げない人の違いなどについて詳しく解説します。
本記事の流れ
- Webライターの収入
- Webライターの報酬体系は?
- Webライターで稼げる人の特徴
- Webライターで稼げない人の特徴
- Webライターで稼げるようになるには?

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目次
Webライターの収入は?
Webライターの収入と言っても、働き方によって変わります。例えばフリーランスで稼いでいる方は、月100万円以上の報酬を受け取っている方もいます。
会社員であれば、月20万円~30万円くらいが相場です。またフリーランスでも、稼げていない方は月10万円も稼いでいません。
Webライターは働き方によって、大幅に収入が変わってくる仕事です。ここではフリーランスと会社員の収入について詳しく解説します。
フリーランスの場合
フリーランスほど、収入に格差があります。以下の表で調査したWebライターの年収は、「回答している人の半数以上が月の労働時間が140時間未満の時短ワーカー」です。
フリーランスの方限定ではありませんが、Webライターではいくらくらい稼げるのかの目安としてください。
年収 | 割合 |
---|---|
200万未満 | 32.0% |
200~400万未満 | 21.5% |
400~600万未満 | 32.0% |
600~800万未満 | 8.2% |
800~1,000万未満 | 5.5% |
1,000~1,200万未満 | 2.3% |
その他 | 3.6% |
出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2019」
上記データを見ていただくとわかる通り、Webライターの3割以上が200万円未満です。
600万円以上の方は全体の19.6%のみとなり、収入の格差があります。
しかし稼いでいる方は、時短ワーカーでも月100万円以上の収入を得ていることも分かります。つまりフリーランスであれば、大きく稼ぐことも可能です。
正社員の場合
Webライターで企業に就職をして正社員として給与を得る場合は、約300万円~500万円が相場です。
フリーランスと比べると大きく稼げるわけではありませんが、毎月決まった給与が発生するのが大きなメリットです。
Webライターの報酬体系は?
Webライターの報酬体系は、以下の通りです。
Webライターの報酬体系
- 記事単価や文字単価
- 時給や固定給
記事単価や文字単価
Webライターの報酬はほとんどの場合が、「文字単価」や「記事単価」で計算されます。
文字単価とは「1文字あたりの報酬」であり、記事単価とは「1記事あたりの報酬」です。
文字単価の場合、1文字2円の案件であれば「1000文字書けば2000円」「3000文字書けば6000円」という計算になります。
記事単価の場合は、1記事書けば報酬が発生します。
例えばクラウドソーシングでの文字単価や記事単価の報酬相場は、以下の通りです。
文字単価 | 記事単価 | |
---|---|---|
初心者 | 1文字1円未満 | 1記事2,000円~3,000円程度 |
中級者 | 1文字2円~5円程度 | 1記事10,000円~20,000円程度 |
上級者 | 1文字2円~5円以上 | 1記事30,000円以上 |
※個人の考察であり、参考程度としてください。
Webライターはライティングだけではなく、SEOのスキルやCTAの改善などの提案ができスキルが向上すればより稼ぎやすくなる仕事です。
言い換えれば、常に向上心を持って取り組めることが、Webライターで稼ぐための必須スキルです。
時給や固定給
Webライター上級者でも、前述した文字単価や記事単価で稼いでいる人もいます。
しかし中上級者の中には、時給や固定給で報酬を受け取っている方もいます。
例えばディレクション業務や業務委託などです。ディレクション業務では、主に記事の執筆や編集などを行います。
自分で執筆をするときもあれば、構成を考えライティングは外部に依頼するというパターンもあります。
業務委託では、KWの設計や執筆など上流工程を任され、SEOコンサルティングのような仕事を行います。
ディレクション業務や業務委託の報酬相場は、以下の通りです。
ディレクション業務 | 業務委託 | |
---|---|---|
報酬相場 | 月5万円~10万円程度 | 月20万円~ |
※個人の考察であり案件によって大幅に異なるので、参考程度としてください。
文字単価や記事単価で稼ぐよりも、時給や固定給のほうが収入が安定します。精神的にも安定して、長期的にWebライターを続けやすくなります。
簡単ではありませんが、時給や固定給の案件を1つは持っていることをおすすめします。
Webライターで稼げる人の特徴5つ
ここからは、Webライターで稼げる人の特徴について紹介してきます。
自分の報酬の低さに悩んでいる人は、以下の5つができているか確認してみてください。
Webライターで稼げる人の特徴
- 相手の立場に立った行動を心がけている
- 自責の考えを持っている
- 常に行動している
- 専門性を持っている
- スキルが高く結果を出せる
相手の立場に立った行動を心がけている
Webライターにおける「相手」とは、「クライアント」と「文章を読んでくれる人」のことを指します。
クライアントの手間を最小限に抑えるための提案や、読みやすい文章の追求など、相手の立場に立った行動を心がけるだけでも記事の質は大きく上がります。
自責の考えを持っている
自分が執筆した文章は、すべて自分が責任を持つ覚悟が必要になります。自責の考えを持っていればコピペや誤字脱字が、いかに重大なミスであるかが理解できるでしょう。
また、自分の執筆した記事に強い責任感を持っている人は、仕事に対するモチベーションも高くなります。
常に行動している
「報酬が上がらない」と悩んでいる人は、報酬が上がるためにどんなことをしているか思い返してみましょう。
「難しい案件に挑戦してみる」や「自分のブログを開設する」など、常に新しい行動をしなければ報酬は上がりません。
一時的に収入が下がることもありますが、行動しなければ報酬はいつまでも今と同じままです。
専門性を持っている
Webライターに限った話ではありませんが、専門性を持っている人は報酬も高くなります。
Webライターとしての経験がなくても、クライアントが求めている特殊な経験や資格を持っていれば、いきなり高単価の案件を獲得できることも珍しくありません。
しかし、難しい資格を取得するだけが専門性ではありません、1つのジャンルを集中して書き続けることも「専門性」につながります。
スキルが高く結果を出せる
Webライターの仕事のほとんどが「SEO記事」の執筆です。つまり、Webライターにおける「結果」とは、検索順位で上位を獲得することです。
しかし、ライティングスキルは、一朝一夕で身に付くものではありません。正しい日本語の勉強やPREP法を覚えるなど、地道な努力を継続することが何より重要です。
Webライターで稼げる人の特徴まとめ
Webライターで稼げる人の特徴をおさらいしておきましょう。
Webライターで稼げる人の特徴まとめ
- 相手の立場に立った行動を心がけている
- 自責の考えを持っている
- 常に行動している
- 専門性を持っている
- スキルが高く結果を出せる
とにかく行動することが大切です。当たり前ですが、同じことをしていては収入も変わりません。「もっと稼げるようになりたい」と考えている人は、上記を意識してみてください。
Webライターで稼げない人の特徴4つ
それでは次に、Webライターで稼げない人の特徴を4つ紹介していきます。
Webライターで稼げる人の特徴
- 中途半端な気持ちでWebライターをやっている
- 自分のことしか考えていない
- 作業量が少ない
- 向上心がない
中途半端な気持ちでWebライターをやっている
Webライターは、中途半端な気持ちで稼げるようになるほど甘い仕事ではありません。
確かにWebライターは「日本語が使えれば誰でもできる仕事」ですが、誰でも簡単に稼げるようになる仕事ではありません。むしろ未経験の人ほど、報酬の低さに愕然とするかもしれません。
スキルアップするために本気でWebライターの仕事と向き合える人でなければ、稼げるようなる前に挫折してしまうでしょう。
自分のことしか考えていない
自分の報酬のことしか考えていない人は、稼げる稼げない以前に、そもそも案件を受注できないでしょう。
自分の収入をあげるためには、クライアントの収入をあげる必要があります。質の高い記事を執筆して、クライアントが自分に依頼するメリットを結果で示すことが重要です。
作業量が少ない
Webライターの収入は作業量に依存します。このときの作業量とは、執筆した文字数のことです。同じ文字単価でも、執筆した文字数が多ければ多いほど収入は確実にあがります。
また、安定して大量の記事を執筆できるWebライターは、クライアントからの信用も得やすくなるでしょう。収入を増やす1番確実な方法が「作業量を増やす」です。
向上心がない
先ほども紹介しましたが、同じことをしていては収入は変わりません。
「1時間に執筆できる文字数」「執筆できるジャンル」「正しい日本語の知識」「SEOに関する知識」など、Webライターとしてレベルアップできる部分は山ほどあるはずです。
向上心を持って楽しみながらWebライターを継続しなければ、稼げるようにはならないでしょう。
Webライターで稼げない人の特徴まとめ
Webライターで稼げない人の特徴をおさらいしておきましょう。
Webライターで稼げない人の特徴まとめ
- 中途半端な気持ちでWebライターをやっている
- 自分のことしか考えていない
- 作業量が少ない
- 向上心がない
やはり、新しいことにも臆さずに行動できる人が稼げるようになります。「そんなことしても意味ない」と決めつける前に、実際に試してみることが重要です。また、初心者であれば、とにかく作業量を増やしてみてもいいでしょう。
Webライターで稼げる人と稼げない人の決定的な違い
Webライターで稼げる人と稼げない人の決定的な違いは、単純ですが「行動量の差」です。やはり稼げる人は試行錯誤して、さまざまな行動をしています。
その反対に稼げない人は、悩んでいるだけで具体的な行動を起こしていないのではないでしょうか?
悩む前には行動をはじめて結果が出なければ、その理由を考えてトライ&エラーを繰り返すしか方法はありません。
「毎日本を読む」や「1日300字は必ず執筆する」など、簡単なことからはじめて少しずつレベルアップしていきましょう。
Webライターでどうしても稼げない方への対策
Webライターでどうしても稼げない方は、クライアント側の意図を汲み取っていない恐れがあります。では、クライアント側の意図を汲み取るにはどうしたらよいのでしょうか?
それは、ブログの開設です。ブログの開設には、以下のようなメリットがあります。
Webライターで稼げない人の特徴まとめ
- 実績としてアピールできる
- ライティングスキルの向上
- クライアントの気持ちを理解できる
個人ブログでも自分で開設して記事を投稿していれば、少なくとも「未経験」ではなくなります。なによりライティングスキルの向上につながりますし、実績としてクライアントにアピールすることも可能です。
また自分自身がサイト運営を行うことで、運営者の気持ちが分かります。どういったWebライターが欲しいのかやどういった記事を書けばよいのかを、明確に理解できるようになります。
クライアントとのトラブルや上手く行かないと感じているのであれば、ブログを始め運営側の気持ちをしておくと良いでしょう。
Webライターこそブログがおすすめ!始め方や具体的な作り方を解説
まとめ:Webライターは根気よく続けることが大切
今回は、Webライターの収入や稼げる人・稼げない人の特徴についてお伝えしました。Webライターという仕事は、あきらめずに行動していれば、独立して月100万円以上稼ぐことも夢ではありません。
もちろん簡単ではありませんが、根気よく続けていれば実現可能です。初めは誰もが稼げていたわけではありません。続けた人だけが生き残っています。諦めず、根気よく続けましょう。